平成26年防大10期生会は4月11日(金)1600から東郷記念館内「水交クラブ」において、参加会員51名(陸21、海8、空22)により開催された。 総会開催に先立ち、前回以降の新規物故者7名(陸:渡辺かつら、河住稔、海:吉行洋雄、仲摩徹彌、空:新地洋丸、松本繁男、松山豊)の紹介が有り、全物故者74名(陸:43名、海:11名、空:20名)の御魂に対し、中埜君の「海ゆかば」の尺八吹奏のもと黙祷した。 1.総会 初めに中司会長の挨拶があり「参加者が少なく本会が中止にならないか心配したが、予想以上の参加者で安心した。全会員が古希を越えたが足腰を丈夫にして今後も足を運んで欲しい。昨年HPの改変が有り、中埜・原田・秋山君等の尽力により、冬眠状態のHPが復活した等」の話があった。 続く事業報告では、今回の定例総会・懇親会で邦楽演奏会を実施し、その経費として3万円を支出したことが報告され承認された。会計報告では、前任(海)から申し送し送られた残金から支出は演奏会経費のみで残金が27万1603円であると報告、臨時に申し送りに立ち会った空の監査役川田君の監査報告と共に承認された。なお、本総会懇親会の下記収支報告の残金を加えて、新会計(陸)へ引き継がれる。 次に、役員会で新役員に推薦された下表会員が、総会で選任され、(陸)備後君が新会長に就任した。今後の新事業については、H28年総会・懇親会のみで、4月8日(金)1500〜は予定されたが開催場所は未定とされた。 付議事項については、前回総会で「総会・懇親会の開催頻度を隔年とする」との議決に合わせた規則の改正案が提案され、次の案通り承認され4.11付で改正される。 5条1項 総会及び懇親会の実施(隔年1回、4月実施を原則)に 10条2項 懇親会は原則として隔年(役員交代年)4月に実施するものとし・・・・ 最後に、事務局から連絡事項として、「訃報の通報者は、最近の葬儀事情から、家族葬等を希望される場合は、部外者の参列の可否についての遺族の意向も確認して事務局へ通報する。参列を望まれない場合は会員への連絡を行わず、HPへの掲載に留める」があり、以上で総会は終了した。 演奏会の準備中に事情が有り遅れて来た備後新会長の挨拶があり「高齢者はピンピンコロリを希望するが実現は6%、早期受診で元気が第一」と身につまされる話があった。 2.邦楽演奏会 総会終了後、ウエルカムドリンクが用意され、枝垂れ桜が満開の中庭が望まれる会場で、箏、三味線、尺八による邦楽演奏を約25分間楽しんだ。 生田流筝曲奏者の佐藤紀久子、大熊育子両先生と同期の琴古流尺八奏者中埜和童師との合奏による、時期にあった曲目(六段、春の曲、数え唄変奏曲)の演奏は、音色・演奏技術・歌声共に素晴らしく、会員一同時間を忘れて聞き入った。 また演奏間の中埜君による曲目等に関する講釈は独特の口調で、六段の作曲者である八橋検校と聖護院八ツ橋の話まで出て興味深く聞いた。 3.懇親会 懇親会の開始は予定より少し遅れて、旧会長の乾杯で始まった。名札の用意が無かったので、久し振りの懐かしい顔は判るが(惚けのせい?)名前を間違たり、長年の風雪に鍛えられ大きく容姿が変貌している者は名前を聞いて誰かを認識する等のことが有ったが、一杯入れば50年前にタイムトリップし、昔話や近況、家族、健康の話等を肴に、会話は留まることはありませんでした。 開始間もなく、演奏家の佐藤さん大熊さんにも懇親会に入って頂ました。年は取っても気が若い連中が2輪の花を取り巻き写真撮影が盛況でした。また、雑談中に両演奏家から会員諸兄の一味違う聴衆マナーに対し高い評価を頂きました。(流石) 途中、海から下記連絡事項が有ったほかは余興等も有りませんでしたが、約1時間半余りの懇親会は会話が途絶えること無く、盛況のうちに過ぎ、1815頃新会長による乾杯で懇親会を閉めました。その後、全員が輪になって逍遥歌を斉唱した後参加者全員の集合写真を撮影し、お開きとなりました。 ((空)総務一同 記) 4上記関連資料等 (1)本総会懇親会収支報告 収入 会費 6000円×51名=306000円 (最終参加者51名) 財源から繰り入れ 30000円 計 336000円 支出 総会・懇親会+控室料 287200円 車代・謝礼 25000円 計 312200円 残金 23800円 (2)総会で選任された新10期生会役員
(3)(海)長谷川君からの連絡事項 防大同窓会ゴルフ大会に参加する10期生の選抜要員が少なく、練習ラウンドもできない状況であるので、各クラスから出して欲しい。 大会は9月15日に予定されており、永久幹事役の悴田君からもそろそろ準備に入りたいので早急に要員を指名して欲しい旨、特に空には現在1名しか居なく追加指名を要請された。 平成26年防大10期生会 (写真集)へリンク 防大10期生会トップページへ |