帰りの船上での
ビールは格別でした。
29日(日)
カヤ刈りとカヤの根っこ堀越し4年間人が居ないと家は火山灰とガスで埃まみれで錆びだらけ、まず、水周りは全部交換しないと使えない。家の周りは、右の写真のようにカヤと竹に占領される。半日でここまでやった所。先ずは、カヤを刈り、スコップと鍬で1つ1つ掘り起こす。厄介なのは、庭石の間に入りこんだカヤ、石を全部取り除いてからカヤの根を取る。皆文句も言わずにもくもくと働く。
31日(火) 帰京組は半ドン
午前中は、大掃除、便所から廊下、寝室、道具の手入れをしました。お昼から乗船までの間に、地元のボランティアが島内1週の案内をしてくれました。釣り客が20〜30名来ていました。入れ食いだそうです。イセエビは1キロぐらいに大きくなり、商品価値が無いそうです。6月1日からは、海底のアクアラングも解禁とのこと。
30日(月)
朝から大雨になり4個班に分かれて、老人宅を家庭訪問。困っていることが無いか・病気は如何ですかと。郷土料理で地元の話を聞くうちついつい長居をし、予定の5軒が3軒になってしまいました。お金出しても味わえない、料理と島の昔からの話は中々いいものでした。
(平成17年5月26日〜31日まで・その2)
老人宅訪問
苦竹のカツオ煮
リーダーの嘆き、まだ半分か!
庭石を全部掘り起こした所
5.所見
(1) 我々の年齢でも十分に活動できます
バカと何とかは使いよう!我々はそれなりにいろんな経験をつんでいるので結構役に立つことがあります。道具の使い方・手入れ
から土嚢の縛り方、老人との世間話、畑の作物や海の幸まで、何か一芸があると喜ばれますね。
(2) ボランティア精神
今回は外出禁止、風呂に行くときだけで1週間缶詰でした。したがって、各参加者ともお話が出来ました。
@衣食住、移動全て自己責任で行うこと。
A生活・勤務規律維持、皆さん本当に真面目です。時間も確り守っています。
Bボランティアのニーズの把握、現場で判断することが多くなります。やってはいけないこと、やりすぎないことを事前に把握する
C個人で来る人は、確りしています。団体や各組合から派遣される人は自ら積極的に行動しない。
(3)自衛隊OBとして
今回自分の身分は一切明かしませんでした。今回のボランティアの中核は「○○」でした。やはりそれだけの組織力がありました。
10台の車も提供しています。常時30名からの人を派遣しています。我々が出来るのは、今までの知識と技能です。それなりに
自分の住んでいる地域の災害や災害対策に力を出せると思います。
甦る 三宅の里の ホトトギス
灰まみれ ばあさんの涙に 清められ
村興し ボランティアの波 赤帽子