シルクロードの旅のうち西安(昔の長安)・蘭州を経てタクラマカン砂漠の端敦煌まで行って来ました。

今回の旅は、5泊6日99,800円の格安ツアーを利用しました。遼東半島の旅と同じく天野良晴団長、原充男ナビ(航空)
中埜隊員と12期の山本公志新隊員、原ナビのお友達母子という変則編成でグループを構成しました。
我々60歳をチョット越えたくらいでは、70歳を越えてますます元気なシニアレピーターの前では青二才・若輩者ということで
遠慮がちにしていましたが、食事・ホテルともに良好で大満足の旅でした。

西安の町でまず交通渋滞の洗礼を受けました。 ここの人たちは気力充実した方が進路を取れるようで、遠慮がちな日本人
ではまず運転不可能。ご他聞にもれず西安もビル建設ラッシュ..。 人海戦術で古い家を壊し、ビルを建ててゆく様には驚か
されます。 しかし、皆が見ているのでこっそり鉄筋を減らしたりはしていないようです。

    西安大雁塔で聞いた「般若波羅蜜多心経」 

さすがに2000年の間、中国の都が置かれた西安の町は大きい。(人口は700万人。) ライトアップされた城壁のすぐ近くの
ホテル全日空長安城堡大酒店(5つ星)に宿泊。
町の中央にある鐘楼。 リニューアルしたばかりで今のところはきれいですが、惜しいかな車の排気ガスで空気が油っぽく
文化財が見る見る劣化してしまいそうな雰囲気です。

碑林博物館はもともと孔子廟だったものを石碑の博物館にしたもの。王義之をはじめ有名な書家の石碑が集められている。
これは「論語」。 四十にして惑わず、などと言っていた時代も遥か昔になってしまった。今では六十にして耳聞こえにくく、
欲するところに従えども無害になってしまいそうです。

その1

少し怪しげな飛行機ですが、大丈夫。 北京空港で入国審査の後、無事西安へ。