長岡 弘
2区隊
職種: 普通科
これまでの散歩は、歩数稼ぎでひたすら歩くのみでしたが、1年ほど前からコース沿いの野草が目に留まるようになりました。デジカメで撮影した画像をパソコンに取り込んでアップして見ると、繊細で、美しい花をつけていることが分かり、野草への更に関心が高まっています。 花の名前は図鑑等で調べたり、詳しい人に教えてもらったりしています。 先ずは、3月に出会った野草を紹介します。 説明文の記述に当たっては、「野に咲く花」(山と渓谷社)、「日本帰化植物写真図鑑」1・2巻(全国農村教育協会)等の図鑑を参考にしました。 観察=散歩区域は、居住地(都内江東区千石1丁目)から半径が概ね4㎞以内の圏内です。 ① ヒメオドリコソウ: 草丈は10~25㎝ほど。花は長さが1㎝ほどで唇形をした淡紫色。帰化植物(原産地はヨーロッパ) ② ホトケノザ:草丈は10~30㎝ほど。花は長さが2㎝ほどで唇形をした紅紫色。 ③ セイヨウアブラナ:草丈は50~100㎝ほど。花は直径が2~3.5㎝ほどで鮮黄色。帰化植物(原産地はヨーロッパ) ④ オオアラセイトウ(ショカッサイ、ムラサキハナナ): 草丈は30~80㎝ほど。花は直径が3㎝ほどで淡紫色~紅紫色。帰化植物(原産地は中国) ⑤ ミチタネツケバナ: 草丈は20~40㎝ほど。花は直径が5㎜ほどで白色。帰化植物(原産地はヨーロッパ) ⑥ ナズナ:草丈は10~40㎝ほど。花は直径が3㎜ほどで白色。 ⑦ オランダミミナグサ:草丈は10~30㎝ほど。花は直径が4~7mmほどで白色。帰化植物(原産地はヨーロッパ) ⑧ ハコベ(ミドリハコベ):よく枝分かれをして、草丈は10~30㎝ほど。花は直径が6~7㎜ほどで白色。花弁は5枚(10枚のように見えるは花弁中央が深く切れ込んでいるため) ⑨ オオイヌノフグリ:茎は横に広がり、長さは40㎝ほど。花は直径が1㎝ほどで青色、濃青色の筋があり、喉の部分は黄色。帰化植物(原産地はユーラシア、アフリカ東部) ⑩ コゴメイヌノフグリ:草丈は10~30㎝ほど。花は直径が6~7㎜ほどで白色、喉の部分は黄色。帰化植物(原産地は南ヨーロッパ) ⑪ タチイヌノフグリ:草丈は15~30㎝ほど。花は直径が4mmほどで青色、稀に桃色や白色。帰化植物(原産地はユーラシア、アフリカ) ⑫ ハナニラ:草丈は10~20㎝ほど。花は直径が3㎝ほどで白色~淡紫色。帰化植物(原産地はアルゼンチン) ⑬ カタバミ:草丈は10~30㎝ほど。花は直径が8㎜ほどで黄色。 ⑭ アカカタバミ:カタバミのうち、赤みを帯びた葉をつけるものをアカカタバミという。花の喉部分に赤い輪が見られることが多い。 ⑮ オオキバナカタバミ:草丈は20㎝ほど。花は直径が4㎝ほどで黄色。帰化植物(原産地は南アメリカ) ⑯ ツルニチニチソウ:茎は横走して長さ2mほど。花は直径が4㎝ほどで青紫色。帰化植物(原産地はヨーロッパ) ⑰ アメリカフウロ:草丈は40㎝ほど。花は直径が5㎜ほどで淡紅色~淡紅白色。帰化植物(原産地は北アメリカ) ⑱ ノジスミレ:草丈は10㎝ほど。花は花弁の長さが1~1.5㎝ほどで淡紫色~紅紫色。 ⑲ カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ):茎は根元から枝分かれして、草丈は50~90㎝ほど。花は長さが1.2~1.8㎝ほどで紅紫色。 ⑳ トキワハゼ:草丈は5~20㎝ほど。花は長さが1㎝ほどで、上唇は紫色、下唇はわずかに紫色を帯びた白色(黄色と赤褐色の斑紋がある)。 ㉑ セイヨウタンポポ:草丈は10~20㎝ほど。花は直径が3.5~5㎝ほどで黄色。帰化植物(原産地はヨーロッパ) ※セイヨウタンポポは花を包む総苞が下向きに反り返ります。これが在来種との見分け方のポイントです。在来種のタンポポは反り返りません。 ㉒ カントウタンポポ:草丈は10~20㎝ほど。花は直径が3.5~4㎝ほどで黄色。 ㉓ ノゲシ(ハルノノゲシ):草丈は50~100㎝ほど。花は直径が2㎝ほどで黄色。 ㉔ ノボロギク: 草丈は30㎝ほど。花は直径が4㎜ほどで黄色。帰化植物(原産地はヨーロッパ) ㉕ ハキダメギク:草丈は15~60㎝ほど。花は直径が5㎜ほどで、中央部が黄色、周りの舌状花は白色。帰化植物(原産地は北アメリカ) ㉖ ハルジオン:草丈は30~100㎝ほど。花は直径が2~2.5㎝ほどで、中央部が黄色、周りの舌状花は白色~紅紫色、つぼみのときはうなだれています。帰化植物(原産地は北アメリカ) ㉗マメカミツレ:茎の下部は地を這い、草丈は5?25cmほど。花は直径が5~8㎜で黄白色。帰化植物(原産地はオーストラリア) ㉘キュウリグサ:草丈は15~30㎝ほど。花は直径が2㎜ほどで淡青紫色、喉の部分は黄色。
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