野村 誠
10区隊
職種: 普通科
北アルプスなどの夏山シーズンも終わり、奥多摩、奥秩父あたりの山々も色づき始め、錦秋の時期になってきた。というわけで11月中旬、奥多摩の三頭山(みとうさん)に登ってきた。 三頭山は都民の森から登山道もしっかりと整備されており、家族連れなどでにぎわうハイキングコースである。 しかし、反対側(北側)の奥多摩湖からのルートは、山頂まで標高差約1,000mの急坂の連続で、健脚向き。いつものようにこの日もこのルートを歩いた。 山頂到着まで下山してくるハイカーに1人会っただけ。クマと出くわさないかちょっと心配だったが、秋真っ盛りの静かな奥多摩の山歩きを楽しむことができた。 下山は、都民の森方向には下りず、やはり人のあまり通らない笹尾根沿いに数馬に下り、バスで約1時間の武蔵五日市駅に向かった。 ドラム缶で作った浮橋を渡り登山口に向かう。三頭山はここからは見えない。向かいの山の奥にある。この浮橋は風が強い日は通行禁止になる。 登るにつれて紅葉もきれいになる。 目を奪われる美しさ。 クマの痕跡(?)。まだ新しい。クマよけの鈴を鳴らしながら自然に足も速くなる。連れがあるときは、おしゃべりをしながらで安心なのだが・・・。 帰宅後インターネットで「ヤマレコ」という山行のサイトを見ていたら、ちょうどこの辺りで2日前に「動物の臭いと動物の移動するガサガサという音がすぐ近くで聞こえた」と書いているハイカーがいた。あとで胸をなでおろした。 山頂到着。都民の森側から登ってきたハイキング客で賑わっていた。 山頂からの秀麗富士の絶景。 下山まで紅葉、紅葉 (11月16日・記) |
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