一昨年の早春、中央線沿線の扇山という山に登った。 登山道を下り切ったところに梅の古木が現れた。 暫し眺めて通り過ぎたもののどうにも気になり、引き返して、簡単なスケッチをし、写真に収めた。 後日この風雪に耐えてきた古木の風格と力強さを表現したいと思い50号の油絵にした。 3,4ヶ月で一応完成したもののその後1年以上にわたり手を加え、今回「光陽展」という公募展(東京都美術館4月2日〜4月8日)に出品した。 絵としての出来不出来は別として、私としては納得のいく絵になったと思っている。 野梅(やばい) F50号(120cm x 91cm)油彩 |
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野村 誠
10区隊
職種: 普通科