ドライバーのニコライさんが、陸亀を見つけました。
後ろの車は、ニコライさんの車で韓国のDaewoo(大宇)
とウズベキスタンの合弁会社製で、35万km走っても
まだまだバリバリで活躍しています。沙漠の中を、時速
100kmくらいでとばして、ようやくブハラに到着。

A

3日目はヒヴァから、ブハラまでキジルクム(赤い土)沙漠を470km南下。
冬物下着を着てきたが、温度が30度近くまで上昇してきたので、半袖がベター。
(冬物一式を持ってきたけれど役に立たず、半袖は持ってきていない。残念!)

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ブハラは、聖なる都として、イスラム諸国からの巡礼者が来るそうです。
ホテルに荷物を置いて、キャラバン・サライ(隊商の宿)で民族舞踊を見ましたが、
混血のせいか、アラビアンナイトに出てくるような美人が多いように思われました。


ウズベキスタンは農業国で、綿花が農産物出荷の75%を占める。
4月に種を植えて、10月頃取り入れと言ってました。
手前は桑の木で、中国の技術をもとに養蚕を行い、絹の生産は
世界6位だそうです。 小麦や米の生産も盛んに行われているものの、
困った問題が出ているそうです。 それは、昔この地が海の底だった
そうで、地中に塩の層があり、灌漑をすると塩水となって上昇し、
水がなくなると地表に塩の層ができてしまうんだそうです。
沙漠では羊などの牧畜が行われ、
道路上を羊たちが渡る風景も珍しくない。
アムダリア川を渡る。この川はタジキスタンの高地から流れ出し、
トルクメニスタンとの国境沿いにアラル海に注いでいたが、灌漑
用水の取りすぎによって、今では、途中で消滅しているそうです。
車は、見てのとおり、結構年代もので、車齢30年・40年でも
現役でがんばっている。

イチャンカラ(内城)の中を歩くと、モスクや
メドレセ(神学校)、ミナレット(塔)が沢山あり、
圧倒されます。

日本人の観光客も多いが、外人の観光客も多い。
ドイツ、フランス、イタリア、ロシア、イスラエル・・・
韓国からのお客さんはビジネスマンが多いそうです。

バザールもイチャンカラ(内城)の中にあります。

この内城の中には、役場もあり、結婚式の届けを
終わった新婚さんも歩いています。

土曜日だったが、沢山の小学生が社会科見学に来ていた。
元気があるし、よく挨拶もするし、目が輝いているという第一印象
をもちました。
貧しいせいもあるが、5,6歳の子供も一人前に店番をして、客引
きもしている。 大きくなったら、立派な商人になれるでしょう。