中埜和男(和童)
幹候:8区隊 職種:通信科
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私は現在、80歳の壁をよじ登っている年金生活者であり、一日の主なルーチンは散歩・尺八練習・川柳作成・HP作成・MLBや世界のニュースのチェック・ノンアルコール・三度の食事・睡眠というところです。 散歩については近頃、歩き過ぎは良くないと制限されて6千歩から1万歩程度に控えています。 また、マンネリ防止のため、主に3つのルートを歩いており、散歩をしながら川柳を考えたりしています。 第1のルートは江戸川堤防を歩きます。 橋の手前では浚渫船が川底から泥や砂を掬いあげています。台風の後などには上流から凄い勢いで泥や砂が流れてくるので浚渫が必要なのですね。 川岸では太公望がズラリと並んで大物を狙っています。80cm級のスズキなど大物が釣れるようです。先日はエイが海から上ってきていました。 橋の向こうにはディズニーのホテルが見えます。堤防を海の方に向って10分程歩くと葛西臨海公園に至ります。 あまり奥まで入って行くと1万歩を超えるので、最近はちょっとかすめる程度に散歩をしています。 第2のルートは富士公園内を歩きます。 富士公園を含む一連の公園は江戸川区の東端から西端まで続いています。 40年ほど前、葛西地区が地下水の汲み上げ過ぎや台風の襲来などによって水没し、農業をできなくなった時、江戸川の地主さん達は国や都や区と協力して土地区画整理をしました。その時、千葉で発電をした電力を都心に送る50KV超高圧送電線の下は住宅地にできないので地主さん達は土地を供出して公園にしました。 その後、町は発展を続け、地主さん達はとてつもない大金持ちになりました。WIN-WINですね。 富士公園の東側の公園はなぎさ公園と呼ばれていますが、サッカーコートや野球場やポニーランドなどがあります。 傍にある展望の丘は江戸川の泥や砂を浚渫して積み上げたもので、今、ジブリの「魔女の宅急便」の原作者角野栄子さんの児童文学館を隈研吾氏が設計して、建設が進められています。来年11月にはオープン予定です。角野さんが江戸川区小岩の出身という縁で作られるようです。 富士公園内にある江戸川富士は標高12mで江戸川区では最高点らしいです。 江戸川富士は40年前にダンプカーが瓦礫を積み上げて作った山ですが、40年の時間が素晴らしい自然に仕上げました。 頂上には「希望」(中村宏作)という彫刻が設置されています。私の大好きな彫刻です。 第3のルートは左近川親水緑道から新左近川岸を歩きます。 左近川は江戸時代には江戸川から江戸城下への物資輸送や葛西地区の農業用水として利用されていましたが、明治以降利用されなくなり、昭和になって親水緑道として生まれ変わりました。 カルガモのファミリーが楽しそうに遊んでいます。 西葛西の水門から荒川に至る部分は新左近川と呼ばれています。 新左近川ではハゼ釣りなどが盛んに行われています。 新左近川の川岸には陸上競技場・ラグビー場・野球場・キャンプ広場・ヨットハーバーなどの施設があります。 散歩道の彫刻 散歩道には可愛い彫刻が飾られています。音楽を演奏している姿に心が和みます。 ボール投げの子供達も可愛いですね。 動物の彫刻はいつも子供達の人気者です。 左は「語らい」(高石麻代作)、右は「星流れて」(谷口淳一作)という彫刻です。 左は「雲の賛歌」(杉浦康司作)、右は「亜仏利加象山霧満邪郎」という彫刻です。 春の花 散歩道には四季折々の花が咲いています。左は川津桜、右はソメイヨシノですね。 左はつつじ、右はシャクナゲです。 富士公園の続きは総合リクリエーション公園になっており、その中のフラワーパークではいろいろのバラが咲いています。 ビワの実.が熟し始めています。ブラシの木もきれいに咲いています。 夏の花 初夏にはあやめやアジサイが良く似合います。 左はカンナ、右はくちなしの花です。 夏の主役はひまわりですね。鶏頭も夏が良く似合いますね。 芙蓉は立派な花が咲きますね。 赤や白のサルスベリは夏の花の少ない時期にしっかり目を楽しませてくれます。 秋の花 ドングリが落下の準備をしています。銀杏も色づき始めました。 赤い彼岸花もいいですが白い彼岸花もいいですね。キバナコスモスが咲いています。 この季節には金木犀の匂が漂ってきます。木陰にひっそりと力強くツワブキが咲いています。 冬の花 木々の紅葉が深くなってきました。 なんばんはぜやクロガネモチが彩を与えてくれます。 夏みかんが実ってきました。ツバキは春を呼ぶ花ですね。 ゆきのしたが春を待っています。 梅が咲くといよいよ春ですね。 残されたのは短い時間ですが、散歩を続けて健康な生活を送りたいと思います。
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