「団地は野鳥にも楽園」

8区隊
河相八紘 普通科


私の住んでいる団地は昭和58年に出来て今年で32年になる。
管理組合の方々の努力で木々も大きくなり、間引き・剪定等計画的に実施され緑の多い静かな団地となっている。
野鳥にとっても楽園のようだ。
特にこの時期は冬鳥が多く訪れている。

この団地には異動、娘の孝行の関係で平成元年に入居した。
今は子供は巣立ち妻と二人だけの生活となり、仕事も辞め健康管理を兼ね散歩を日課としている。
ただ歩くだけではつまらないので、カメラを持って花、鳥を探しながら散歩している。
名前の判らないものはネットで調べる等楽しみもあります。
今日は何とか元気でいることを同期の皆さんへの報告を兼ねて、団地内で見つけた野鳥のうち主要なものを紹介します。

◎ メジロ
全国の低地から山地に生息する留鳥で、常緑広葉樹のある団地にもっとも多い。
花の蜜や木の実の他、枝先を移動しながら昆虫やクモ類を捕食する。
黄緑色の上面に白いアイリングが特徴。雌雄同色。

   

◎ シジュウカラ
全国の低地から山地の林などに広く生息し、市街地でも樹木のある場所なら普通に見られる。
樹木の枝上で昆虫、クモ類を良く捕食する。動きが激しい。雌雄同色。
胸にネクタイのような黒い帯がある。(雄の方が帯が太いとか。)
右の写真はハナミズキの実を食べるシジュウカラ。

   

◎ コゲラ
全国に分布する小型のキツツキで平地〜山地の森林に生息する。
樹木の枝から枝へ繁雑に動きながら樹皮をつついて昆虫やクモ類を捕食する。
雄の後頭部両脇に赤斑があるが小さくて目立たない。
動きが激しく撮影に苦労した。

   

◎ ジョウビタキ
冬鳥として全国に飛来し、厳冬期は雪少ない地方に住む。
左が雄で、胸から腹にかけてのオレンジ色が特徴。雌は全体的に灰褐色で翼の白班が特徴

   

◎ モズ
明るい林や人里に生息する。肉食で捕えたバッタやカエル等をその場で食べず木の枝等に刺している「はやにえ」は良く知られている。雄は過眼線が黒い。

   



    河相八紘 「敬老会初担当の記」へリンク
    河相八紘 「空挺降下訓練始め」へリンク

 

会員コーナーへ



トップページへ